2007年02月12日

吉田松陰名語録 人間を磨く百三十の名言…

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さて、今回は本書『吉田松陰名語録-人間を磨く百三十の名言』から、松陰の見出した真理について考えて行きたいと思います。

本書の筆者は、広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了後、山口県立高校教諭などを経て、現在は人間環境大学の教授をなさっている「川口雅昭さん」です。

吉田松陰と同じ山口県出身で、吉田松陰の研究は30年に及ぶという筆者によって書かれた本書は…

・右ページ:原文
・左ページ:現代語訳と解説

という非常に読み易い内容となっており、また、本書採録の言葉は筆者自身が教育者として座右の銘としているため、非常に中身の濃い名語録となって
います。

はっきり言います。これはそこら辺にありふれている只の名言集なんかではありません。

実学に基づいた吉田松陰の言葉の内、さらに核心を突いた、血肉となる言葉だけを選び抜いて作られた超実学書なのです。


吉田松陰って誰?って方はまずこちら↓

吉田松陰 留魂録…



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◎吉田松陰と学問…


本書を読めば分かって頂けるかと思いますが、吉田松陰とはまさに…

『学問を極めた人』

です。

彼には…

【学び方・教え方の極意】

つまり…

学問とは何か?
どのように学べばよいのか?
どのように教えればよいのか?
どのような心構えを持たねばならないのか?

ということが全て分かっていたのです。


という訳で今回は、本書の中からいくつかの言葉を抜粋してご紹介したいと思います^^

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◎吉田松陰名語録…



・其の一、 『学は、人たる所以(ゆえん)を学ぶなり。』


【訳】

「学問は、人が人である、そのいわれを学ぶものである。」


【所見】

筆者は、本文中で…

〜学問は何のためにするのか。これに答えられる指導者、父母はいったい何人いるだろうか。松陰は、「人間とは何か、いかにあるべきかを学ぶこと」という。〜


と語っています。

つまり、学問とは自分がこの先人としてどう生きて行けばよいのかを見出すためにするものだということなのです。

この言葉はシンプルですが、とても核心を突いた言葉だと思います。



・其の二、 『学問の大禁忌(だいきんき)作輟(さくてつ)なり。』


【訳】

「学問を進める上で絶対にしてはならないことは、やったりやらなかったりということである。」


【所見】

作輟をしないこと。

これは人生全てに関わる真理です。

筆者は本書の中で、学問における4つの心構えとして…

一、毎日(わずかでも)必ず実行する。毎日毎日行う。

二、達成時の自分を常にイメージする。

三、自他に対して(できなかったことの)言い訳をしない。

四、自分は選ばれた、特別な存在だと信じること。


これらが重要であると述べています。



・其の三、 万巻(まんがん)の書を読むに(あら)ざるよりは、(いずく)んぞ千秋(せんしゅう)の人たるを得ん。一己(いっこ)の労を(かる)んずるに非ざるよりは、寧んぞ兆民(ちょうみん)の安きを致すを得ん。』


【訳】

「万巻、沢山の書物を読破するのでなければ、どうして長い年月にわたって名を残す、不朽の人となることができるのだろうか。できはしない。自分一身に降りかかる労苦を何とも思わないような人でなければ、どうして天下国家の人々を幸せにすることができようか。できはしない。」

【所見】

これはつまり…

『万巻の書を読破することこそが、成功の極意である。』

ということです。

しかも、これがかの吉田松陰の言葉とあらば、読書家にとってこれほど勇気付けられる言葉はないでしょう。



・其の四、 (およ)そ学問の道死して(のち)()む。()し未だ死せずして半途にして先づ廃すれば、前功皆棄つるものなり。』


【訳】

「大体、学問というものは、死ぬまで継続すべきものである。もしも、新でもいないのに、途中で止めてしまえば、それまで努力して得たものは全部捨ててしまったことになる。」


【所見】

この言葉も非常に重いですね^^;

つまり、学ぶことを辞めることは、それまで学んだ全てをドブに捨てるのと同じことですよ。ということですね。

『一生学問に励みたい。』

心からそう思わせてくれた言葉です。


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さて、あまり書きすぎるとネタバレになってしまうのでこの辺にしておきます(^^ゞ


他にも、簡単に触れておきますと…


◎実学については…

・実際に役に立つことだけを行い、それに専心しなさい、そしてそれをずっと続けなさい
・賢者は議論よりも行動を重んじる
・そもそも人間とは、実際に自分で体験し、十分よくのみこむということを知らなければ、人というものではない


◎リーダーシップについては…

・己を正さずして、人に諫言することはできない。まずは武士たるもの、己を正すことを学びなさい
・道(道理)を衛る志を持ちなさい、眼前の禍いや罪にと問われることを恐れて諫言もせず、悪しき事態を容認し、将来にあやまちを残すようなことが、君子の学問を学ぶ者の態度であるといえるだろうか?そうではなかろう
・教えるの語源は「愛しむ」。誰にも得手不手がある、絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない
・民心を得るの要、文徳を修るに在り
・過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ


◎君子としての人格については…

・心ある立派な人の務めは、自分の身を修め、まごころを尽くすことにある
・小人が恥じるのは自分の外面である、君子が恥じるのは自分の内面である
・君子は理(道理)によって動くが、小人は利(利益)によって動く
・国家を治めるのも、家族を治めるもの、その要は仁愛にあり
・読書尚友(書を読み、立派な人と交わること)こそ君子のありようである
・学問とは、自分の才能をみせびらかして人を従わせるためではない。人を教育して、一緒に善き人になろうとすることである
・正しいことは勇気によって行われる。また、勇気は正しい生き方によって更に成長する


などといったようなことが書かれています。


『人格、頭脳、リーダーシップ』、これらの全てを備えた吉田松陰。

そんな氏の珠玉の名言が詰まったこの一冊。

みなさんにも是非、この一語一句を、その目で、そして心で味わっていただきたいと思う次第でございます^^



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2007年01月16日

吉田松陰 留魂録…

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さてさて、今日は、私が人生の中で最も尊敬する人物『吉田松陰』先生についてご紹介したいと思います^^

とはいえ、学校では習ったけど具体的に何をした人なのかは忘れてしまったという方もいらっしゃるかと存じます。(実は私も、つい最近までそうでした^^;)

なので、まずは吉田松陰とは実際どんな人物だったのか?についてお話ししたいと思います。


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吉田松陰(よしだ しょういん)とは…


yosida syouinn.JPG←クリックすると拡大します


吉田松陰(以下、松陰)とは、一言で言うと…

『長州藩、そして日本を討幕運動へと動かした幕末の思想家・教育者』

です。

その詳細は、天保元年8月4日(1830年9月20日)に生まれ、 安政6年10月27日(1859年11月21日)に安政の大獄によって三十歳という若さで刑死した、日本の江戸時代後期・幕末期の思想家、教育者、兵学者であり、つまり明治維新の事実上の精神的理論者でありました。

そして、「松下陋村(ろうそん)(いえど)も、誓って神国の幹とならん」として、幕末長州の一寒村・松本村の私塾・松下村塾(しょうかそんじゅく)において、一国の将来を担う人材の育成に情熱を注ぎ、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、木戸孝允、山県有朋など、数多くの維新の指導者たちを育て上げた人物でもあったのです。

その門下生の中でも、特に木戸孝允と伊藤博文は多大なる活躍をしました。

木戸孝允は維新の三傑の一人として、薩摩藩士西郷隆盛・大久保利通らとともに活躍し、伊藤博文はご存知、初代総理大臣となったのです。


また、松陰は松下村塾にて、門下生に対し諄々(じゅんじゅん)と説き、諭すような口調で指導しました。


実際、その教え方には…

『強烈な感化力』

があり…

『師弟の関係が尋常でなく濃密であった』

そうです。


また、獄中の交わりも盛んだった松陰は、捕らわれの身となっても教師としての魂を発揮し、頻繁に講義を行っていました。

その様子は、なんと獄中ですらも学校の観を呈した程だと言われています。

まさに吉田松陰は…

『維新を先駆した炎の思想家であり、宿命的な教師であったのです。』


そんな松陰が、命を懸けて門下生に叩き込んだもの、それは…

・徹底した実学
・学問とは何か?
・賢者としての人格
・生きるということの意味


です。


これこそ、吉田松陰が…

『歴史上において彼より優れた教師は存在しない』

と言われている所以なのです。


また、余談ですが…

実は、前回の記事『白虎隊に学ぶ生き方…』でご紹介した『白虎隊』の属する会津藩は、吉田松陰の属する長州藩と、佐幕派/討幕派として対立関係にありました。
そういった、幕末という同じ時代に相反する存在であったにもかかわらず、
どちらの藩も、それぞれ日新館、松下村塾という武士学校で【人としてのあり方】について教えていたという点でかなり共通していて、そこがなかなか面白かったりします。また、その理念自体も良く似ていて、相反するながらも、それぞれが日本で最も高い忠義と誠の精神を備えた藩であるとして、他のすべての藩から一目置かれていたのでした。


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留魂録(りゅうこんろく)とは…


留魂録とは、一言で言うと…

『刑死を目前にした松陰が、獄中から門下生にあてた遺書』

です。

松陰は、この留魂録に…

自らの死への覚悟
門下生への今後の手引き
門下生へ受け継がせるべき遺志
自分に関わった全ての人間に対する死後の配慮

これらの全てを託しました。

故に、執念を持ってこの遺書を守り抜き、あらゆる協力を経て門下生の下へ届けたのです。

つまり、これは只の遺書という枠を越え、門下に授けた最終講義ともいうべき訓戒(くんかい)でもあったのです。

その中身は、高みから教えるのではなく、友情を持って諄々と訴える「炎の教師」松陰の体温が、独特の格調をもって隅々に行きとどいている。といったような内容でした。

本書では…

〜『留魂録』は、ひそかに門下生のあいだで回覧され、師の遺志を継ごうとする彼らのバイブルともなった。〜


と記述されています。

つまり、この留魂録そのものが、維新を先駆させた志士の心を湧き立てた原動力となっていたのです。


また、筆者は本書の中で…

〜『留魂録』の中でもひとしお感動的なのは、死に直面した人間が悟り得た死生観を語るくだりである。死とどう対決するかは人類永遠の課題だが、このことを諄々と教え諭す出色の遺書となったのは、これが愛弟子たちに対する最後の訓戒としての性格をおびたためでもあろうか。<中略>古来、おびただしい人々が遺書を書いてきた。史上にあらわれる人物のいくつかの遺書にわれわれは接しているのだが、『留魂録』はおそらく日本人が書いた遺書として最高のものではないかと私は思っている。それは明治維新で流された血の中から生まれた貴重な遺産のひとつであり、人間の生と死について教える香り高いダイイング・メッセージということができる<中略>『留魂録』は、激動する二十一世紀の春夏秋冬を生きつつある若い世代に、今こそ味わってもらいたい大文章である。〜


というふうに語っています。


これは、この留魂録の中に込められた…

『松陰の死に対する覚悟、自分の死後に関する行き届いた配慮』

が、通常の人間を遥かに越えた見事なものだったからに他なりません。


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◎吉田松陰の死生観…


【生きる哲学】

生きることに対して、松陰は…

『誠を尽くしてそれに感じない者はいない。』

という哲学を持っていました。

至誠(しせい)天に通ず」という言葉がありますが、これはつまり、誠の心を持って尽くせば必ずやその想いは天に通ずるいうことです。

また…

『ただ、私の誠が通じるかどうかは天命にゆだねる。』

と考え、とにかくプロセスとして『誠を尽くす』ことの重要性を説いていました。

至誠とは、死ぬまで松陰が貫いた態度だったのです。



【死ぬ哲学】

死ぬということについて、松陰は…

『死して不朽の見込みあらば、いつ死んでもよし。』

と考えていました。

これは…

小人(しょうじん)は肉体が滅び、"気"が尽きた時、腐り、滅び、消滅する。一方、大人(たいじん)は、心が(宇宙の)道理と通じているから、肉体が滅んだとしても、その精神は永久に天地の存在と共にある。故に、死んでも私の名誉と魂が残るのであれば、いつ死んでもよい。』

ということです。

死しても魂は残る、だからこそ人間は生死を度外視して誠を尽くし、為すべきことを為す心構えが大切なのです。


また、本書は大きく分けて…

・留魂録(遺書)にまつわるエピソード
・留魂録(遺書)の原文とその現代語訳
・吉田松陰の史伝


によって構成されています。


私的には、まず最初に史伝から読み、吉田松陰という人物についての理解を深めてから、遺書部分を読み進めることを推奨します^^


留魂録。この格調高い遺書文学の傑作を味読・精読することで…

『人としてどう生きるべきか、またどうあるべきか。』

といったことについて、きっと何か感じて頂けると考えています。


松陰が見出した…

『死して不朽の見込みあらば、いつ死んでもよし。生きて大業の見込みあらば、生きればよし。』

という死生観。


だからこそ…

『もし誠が通じなかったとしても、それは自分の徳が薄かったためであり、天命である。故に、誰も怨んだりはしない。』

という心構えで…

『ひたすら誠を尽くし、それに全てを託す』

ということが重要なのです。


松陰先生の苦悩、門下生に対する愛情、そして死の狭間で見出した生きることについての哲学…これらのものが詰まった、まさに吉田松陰の魂の記録とも言える『留魂録』。


これは、涙無しでは読めない、人生において一度は読んで頂きたい一冊です。


という訳で、次回は吉田松陰の名語録から、氏が最も重要と考えた…

・徹底した実学
・学問とは何か?
・賢者としての人格
・生きるということの意味


についての本質を探って行きたいと思います♪

それではまた(-ω-)/



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白虎隊に学ぶ生き方…

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さてさて、皆さんどうもご無沙汰しておりましたm(__)m

ここ最近は学業に追われてなかなか更新できませんでした^^;

という訳で、久々の更新…

今日のテーマは白虎隊です☆

先日、新春特別ドラマ『白虎隊』を観てたくさんのフィードバックを得たので、本ではありませんが敢えてこのブログで採り上げることにしました。(記事トップの画像は、白虎隊が教育を受けた会津藩の藩校「日新館」の写真です。)

また、今後『コリン・ローズの加速学習法…』関連の記事については優先順位を少し下げ、臨機に応じて更新という形でやって行こうと思っております。

どうかご了承下さいm(__)m


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◎冒頭…


このドラマは、我々現代人に『人としてどう生きるべきか?』について訴えかけている。まさしくそんなドラマでした。

ドラマ冒頭でも示唆されていたように、これらのメッセージは『ますます拍車を駆けるいじめ/人間性を失った拝金主義/生きる目的や意味を失ったニートやフリーターに対する問題』について向けられたものです。

そして、歴史と共に色褪せた…

『会津魂の素晴らしさ』

に、かつて日本人が世界に誇った"気品のある人格"を取り戻す重要項が含まれているということを訴えかけているのです。

そういった意味で、若者から強い関心を集める"山下智久さん(酒井峰治役),田中聖さん(篠田儀三郎役),藤ヶ谷太輔さん(伊東又八役)"などをキャスティングしたことなども、かなり効果的だったのではないかと考えています。

俳優が時代の規範となってあるべき姿を訴えかけていくことは、とても意義のあることだと思います。

さて、話しが逸れましたが^^;

かつて、司馬遼太郎は会津の人々の洗練された人間性を見てこういったそうです…

『会津のことを考えると、日本民族も捨てたものではない。』

つまり、これはかつて日本民族がどの民族よりも高い気品と人格を備えていたことを意味しているのです。

かくいう私も、会津魂を学んでからは…

『日本人は世界に誇れる民族である』

と、自信を持って言えるようになりました。


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◎命よりも重いもの…


日新館で教育を受けた武士達は…

【気品のある死に方をすること】

を何よりも大切に考えていました。

ここで重要なのは…

『気品のある死に方をするためには、気品のある生き方をしなければならない』

ということです。

では、何ゆえ会津の人々はかのような「気品のある生き方」をすることができたのでしょうか?

それは、会津の人々が「人間としての気品」を命よりも重いものとして考えていたからです。

会津の人々が命よりも重いものと考えたもの。

それは…

・道義
・正義
・忠義


です。

こういった考え方が、自らの命を超越させ…

【気品のある生き方】

を彼らにさせたのです。

『あなたには自分の命よりも大切なものがありますか?』

私達も今一度…

『自分の命よりも大切なもの』

について深く考える必要があるのではないのでしょうか?


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◎死に値する働き…


会津の武士は…

『義と名誉を守るために死ぬことは、死に値する働きである』

と考えていました。

つまり、会津藩士は…

美しい城
美しい山河
美しい会津魂
大切な人

を守ることをそれとしたのです。

また…

死ぬに値する働きができないまま卑しくも生き延びてしまった時
不名誉な殺され方をされると悟った時

その時は、自ら気品のある死に方をすることを選択し、そうなる前に自刃によって自らの命を絶ったのです。

これこそが…

『武士は死んでも桜色』

と言われた所以です。


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◎生きるに値する働き…


吉田松陰先生の言葉に…

『死友に(そむ)く者、(いずく)んぞ男子と称するに足らんや。』

といった言葉があります。

ここで忘れてはならないのは、先立った者/生き残った者それぞれに…

死んでいった者の辛さ
生き残った者の辛さ

があるということです。

私はこの言葉に涙しました。

かくいう私も、24歳にして大切な友に二人も先立たれてしまっているからです。

生き残った私にできること、それは…

『生きるに値する働きをし、気品のある生き方をすること』

に他なりません。

真心の全てが、先立った二人の元へ届きますように…


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◎什の教え…


会津の藩校『日新館』では、幼年期から少年に対し…

【徹底的な行動規範】

を持って、高い品格を持った武士となるよう教育してきました。

こういった行動規範が、世界に誇れる会津魂を支えてきたのだと言われています。

その原文がこちら…

会津藩幼年者〜什の掟〜

一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ。
三、虚言を言ふ事はなりませぬ。
四、卑怯な振舞いをしてはなりませぬ。
五、弱い者をいじめてはなりませぬ。
六、戸外で物を食べてはなりませぬ。
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
◎ ならぬ事はならぬものです。


もちろん、この中には現代に即さないものもあります。

しかし重要なのは、全ての人がこういった…

『人としての正しいあり方を示した行動規範を共有すること』

なのです。

そして、その際は…

『ならぬことはならぬ』

という、理屈を超越した精神こそが、己、そして他を正す拠り所となるのです。


私が白虎隊から学んだこと。


それは…

命よりも大切なものを自分の中に持つこと
気品のある死に方をするために、自分は何をしなければならないのかを考えること
什の教えのような、確固たる行動規範を持って常に己を正すこと

です。


本日は以上です。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございましたm(__)m




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2006年10月22日

武士道を取り戻す(2)…

200610221612000.jpg

前回の記事はこちら↓
武士道を取り戻す…



さて、前回は…

・名誉
・切腹
・生きる勇気と死ぬ勇気

の中に、武士道の極意がある。

というところまでお話ししました^^


では、武士道の極意とは一体何なのでしょう?



それは…

【覚悟】

です。

恐らく、『葉隠』にある『武士道といふは死ぬことと見付けたり。』という言葉も、このことを指しているのではないかと思います。



しかし、サムライは『犬死』や『逃げの死』を軽蔑しています。

では、武士は一体何のために死ぬ覚悟を持つ必要があるのでしょうか?



武士が命を賭けて死守するもの、それは…

【原理原則】

だと私は考えています。


「原理原則」とは、仁・義・勇・礼・誠とも言えます。
正義や、正しい心、道理、貢献、奉仕などの心です。


つまり武士は…


・原理原則を貫き通すこと

・自分の名声を下げないこと

・自分の犯した不始末に死を持って償うこと



に、その生涯と全人生を賭けたのです。


武士には…

『不始末、卑怯、臆病、弱さ、ごまかし、諂いを憎む心』

がありました。


武士道は私達に…

正しいことや、自分の夢、美しい理念のために命をも棄てる勇気。そして、自由を犠牲にしてでも、それらをやり抜く覚悟があるのかということを問うているのです。


このことに私は、深く考えさせられました。

私は、自分の夢や理念を描くだけで、それに対する覚悟を持っておらず、合理化という理由を付けてなるべく不自由を避けて来たからです。


次第に私は、自分の中に『武士道』の遺伝子を刻み込むことが必要だと考えるようになりました。

また、私はいかなる人でも、この『武士道の真髄』を会得することが可能だと考えています。

何故なら、我々の祖先の武士たる人達は、すべからくこれを忠実に実行してきたからです。

これはすなわち、私達にはこれを実行する資質がすでに備わっていることを意味しています。


では、私達はどのようにこの『武士道』を自分自身の中に取り込めばよいのでしょうか?

そのモデルがこちらです…

busidou1.JPG←クリックすると拡大します




【武士道】


まずは、武士道です。

武士道を軸にし、中心となる『覚悟』を持ってから『原則』を整えていきます。

武士道とは…

【死ぬ勇気】

であり、すなわち…

【原則を貫く力】

【自由を犠牲にする覚悟】


なのです。

自分の中にある『原則』を命を賭けて実行していく名誉と決意。

自分の理念、夢、原則のために犠牲にすべきことを犠牲にしていく覚悟です。

これらは、鍛錬でしか会得できないと思います。

自分が不始末を犯したら『切腹』するぐらいの覚悟で原則を実行し、自分の夢や理念を手に入れるために、他の楽しみや欲望を代償として差し出す覚悟。そしてできなかった場合は、自分自身に『切腹』とまではいかなくても、苦行を科すぐらいの勇気を会得することを目標とします。

これを会得すれば、恐らくたいていのことは成し遂げられると思います。

重要なのは【切腹の覚悟】です。


【原理原則】


次は、自分自身の中に確固たる『原理原則』を持ちましょう。

それは…

【仁・義・勇・礼・誠】

の精神です。

これら5つは、下のような『スパイダーチャート』でバランス良く管理し、磨いていくのがよいかと思います^^

busidou7.JPG←クリックすると拡大します



【ビジョン・スキル】


最後に、このしっかりとした『覚悟』と『原理原則』に基づき…

まずは…

【自分のあるべき姿を見出します。】

そして、次に…

【それを会得するために必要なスキルやナレッジを身に付けます。】

つまり…

・原則や覚悟の確立されていないビジョンは、方向性を誤る。

・原則の伴わない技術や知識は、百害をもたらす。


ということです。

ビジョンとは、理念から派生するものなのです。



以上が理想的な人格モデルだと私は考えています^^




では最後に…

【理想的な論理的思考】

についてです。

論理と感情はテコのようなバランスを保っていなくてはなりません。

イメージは下の図のような感じです…


busidou5.JPG←クリックすると拡大します



要点は…

・欧米主義のように論理だけに偏ってはいけない。

・日本主義のように感情だけに偏ってはいけない。

・この二つを『原則』によって育まれた情緒によってコントロールし、感情と論理のバランスをとってWin−Winを実行する。


ということです。


昨今、論理は万能のように謳われていますが、論理だけではWin−Winは成立しません。

世の中にはたくさんのグレーゾーンがあります。

それらのようなものを、無理やり論理で結論付けることは可能ですが、そのほとんどは詭弁となってしまいます。

論理的に正しくても、Win−LoseまたはLose−Loseになることはいくらでもありますし、そうなっては無意味です。

なので、極論を言うと論理的に正しいかどうかなんてことはどうでもいいことなのです。

『重要なのはあくまでもWin−Winです。』

また、人は論理的に正しいというだけでは納得しません。感情が制御すれば納得できないのです。

つまり…

『全ての人とWin−Winの関係を築くために、しっかりとした情緒に基づき、論理と感情のバランスをとりながら、全ての人とポジティブな感情を共有する。』

これが私達にとって重要なのではないでしょうか?


そういった意味でも、『武士道』に宿る…

【真心】

【誠実さ】

【憐れみ】


なども、私達が理屈抜きで大切にしていかなければならないものだと思います。


という訳で、かなり長くなりましたが←時間もかなり掛かってる(--ノ)ノ

最後まで読んで頂きありがとうございました(TдT)

今回は、きちんと構成してないのでちょっと読みにくかったかもしれません(^^ゞ

では、今日はこの辺で…



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武士道を取り戻す…

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藤原正彦さんの著書『国家の品格』をお読みになられた方も多いと思います。

私は、国家の品格を読んで、しばしばこう思うようになりました…

『自分には、日本人として誇れる品格があるのだろうか?』

近頃では近代化が進み、日本らしい街並みはどんどん欧米化し、ファッションでは洋服、街では横文字やアルファベットが飛び交っています。

私は、国家の品格を読んで以来、風情ある日本の町並みや、きれいな日本語、伝統、文化、そして日本人が持つ美しい感性や情緒などを、他の国にはないものとしてとても重要に感じるようになりました。

そして、それらの中に『日本の品格』があるのだと考えています。

今回は、日本人としての品格を取り戻すため、また自分自身に足りないと考えていた…

【武士道の精神】

を自らの遺伝子に刻み込むために、新渡戸稲造氏の著書である『武士道』を、再び深く勉強してみることにしました。

今回は、この『武士道』から学んだことを是非みなさまにお伝えしたいと思います^^

ですがその前に、武士道とは何なのか?まずはそちらをお話しさせていただきます…



…武士道…



【武士道】


武士道を一言で表すと『倫理体系をうち建てる要の石』です。

概念的なものとして確立され、人々の行動規範として絶大な存在感を持っていました。

また、『自分が不始末をしでかした時の最終審判』でもありました。

武士道には、基本となる5つの要素があります。

それは、『仁』『義』『勇』『礼』『誠』です。


【仁】


高潔な義と、厳格な正義を、特に男性的であるとするならば、慈愛は女性的な性質であり、やさしさと諭す力を備えています。

かの孔子も、民を治める者が持たねばならぬ必要条件の最高は『仁』にあり。と説いたように、『仁』もまた、人間のもつあらゆる質の中の最高のものとして認められてきました。

すなわち『武士の情け』とは、サムライの慈悲が盲目的衝動ではなく、正義に対する適切な配慮を認めている。ということを意味しています。

仁の心を持った者はいつも、苦しんでいる人や落胆している人のことを気に留め、また失わぬ他者への憐れみの心を抱きます。

こういった憐れみの心が、心に眠っていた歌心や書の心を目覚めさせ、繊細な日本の文化や情緒を育んできたのです。


【義】


『義は人の正路なり』と呼ばれ、つまり極限まで高められた道理のことを言います。

『人は才能ありても学問ありても、節義なければ世に立つことを得ず。』

と言われたように、上品な技芸の嗜みを生んだこの時代でさえも、この義士という呼び名は、学問や技芸の道を極めたことを意味するいかなる称号よりも優れたものとして考えられていました。

きわめて男性的な要素を象徴するこの徳行は、全ての人々から賞賛をかちえ、また、それは武士が憧れの存在たる所以でもありました。

しかし、『正義の道理』と呼ばれる『義理』は現在、正義を義務とする言葉として扱われ、ある行為を正当化するための引き合いに出されるようになりました。

このことが、『義理』を都合の良い詭弁材料にまで貶め、さらには非難されることを恐れる臆病にまで堕落させてしまい、結果として義の本質を人々に見失わさせることになったと言われています。


【勇】


勇気とは、正しいことをすることです。

また、『義をみてせざるは勇なきなり。』と言われ、そういったことは臆病であり、恥ずべきだとされていました。

また、いくらあらゆる種の危険を冒す勇猛さがあったとしても、死に値しないことのために死ぬのは『犬死』とされ、こちらも大いに恥ずべきこととされていました。

つまり、こういった勇敢さは、『義』という精神が備わっていなければ、もはや徳の中に数えられる価値はないということです。

また、これらは最も容易に少年の魂に訴えかける徳行であったため、実践と手本を示すことによって、普段の生活の中で彼らを訓練できる資質でもありました。


【礼】


礼とは、他人の気持ちに対する思いやりを目に見える形で表現することです。礼儀とは、慈愛と謙遜という動機から生まれるものです。

孔子自身も、みせかけ上の作法は真の礼儀作法の足元にも及ばない。ということを繰り返し説いていました。

あらゆる礼法の目的は、精神を陶治することです。心静かに座っているときは凶悪な暴漢ですら手出しを控える、と言われますが、そこまで心を練磨することです。こういった礼法は、間違いなくまっとうな思考と素直な感情を鍛錬する第一の条件なのです。

優雅な作法は力を内に蓄え、立居振舞に威厳と力強さを与えるのです。


【誠】


誠とは、断言したことが真実であることを保証することです。二枚舌のために死をもって罪を償うといことも、決して珍しいことではありませんでした。

真のサムライは誠に高い敬意を払っており、また、武士の言葉は重みを持っているとされていたので、嘘をつくこと、あるいはごまかしは、等しく臆病であるとみなされました。

また、そのために、誓いをすることは自らの名誉を傷つけるものと考え、軽々しく誓うこともありませんでした。

さらに、単に礼儀を欠かさないためだけに真実を犠牲にすることも、「虚礼」あるいは「甘言による欺瞞」とされ、弱さとして批判されました。

弱さとは大いに不名誉なことであったのです。


【名誉】


名誉とは、個人の尊厳とあざやかな価値の意識です。

名誉は命よりも大切とされていたので、名声が生命よりも大切とする根拠が示されれば、生命はいつでも心静かに、かつその場で棄てられました。

つまりサムライにとって、不名誉な醜態をさらし、尚且つ生きようとすることは生き恥そのものだったので、名誉ある生き方をし恥となることを避けるために、いかなる貧困をも受け入れ、肉体的、あるいは精神的苦痛の最も厳しい試練にも耐えたのです。それでも名声を汚してしまった場合は、自らの命を棄てたのです。

また、些細な挑発に腹を立てることも『短気』として嘲笑されました。

なので、どんなに無礼なことを言動を受けても、相手がただ無礼な行為をしただけに過ぎないとし、決して自分の名声を汚すことはありませんでした。

取るに足らない侮辱に腹を立てることは、優れた人物に相応しくない。とされる一方で、大義のための義憤については、正当な怒りであるとして称されていました。


【忠義】


武士は個人よりも国がまず存在すると考えていました。つまり個人は国を担う構成部分として生まれてくると考えてていたのです。

しかし武士道は、主君の気まぐれや酔狂、思いつきなどで自分自身の良心を犠牲にする者に対しては、諂いをもって主君の機嫌をとる者とし、軽蔑してきました。

よって、主君と意見が別れた時にとるべき忠節の道としては、あくまでも主君の言うところが非であることを説くことに徹し、それでも受け入れられない時は、自己の血をもって、自分の言説が誠であることを示し、その主君の叡智と良心に対して訴えかける、というふうにすべきだとされていました。


【人に克ち己に克つために】


『武士たる者は、感情を顔に出すべからず。』として、自分の性格の弱点をを厳しく突かれた時でさえも、絶対に笑顔を崩しませんでした。

これらの精神は、自己の悲しみ、苦しみを外面に現して他人の愉快や平穏をかき乱すことがないようにという、素晴らしい配慮を持った強さでもあったのです。


【切腹】


切腹は、あらゆる自殺の中でも、貴族的な地位を与えるべきものとして、欧米諸国からも特別な扱いを受けてきました。

これは、正しく行われる切腹の場合には、狂言、狂気、興奮などがひとかけらも無く、切腹遂行の成功には極度の冷静さが必要だったことが理由だと言われています。

『名誉の失われし時は死こそ救いなれ、死は恥辱よりの確実なる避け所。』

このように、切腹は自らの罪を償い、過去を謝罪し、不名誉を免れ、朋友を救い、みずからの誠実さを証明することができる唯一の方法でした。

先ほども申したように、切腹は他の自殺などと違い、とても狂気などでできる代物ではなく、きわめて冷静な感情と落ち着いた態度がなければできなかったため、切腹はいかにも武士階級にふさわしいものだとされていました。


【生きる勇気と死ぬ勇気】


真のサムライにとって、いたずらに死に急ぐことや死を恋焦がれることは卑怯と同義であるとされていました。

『憂き事のなほこの上に積れかし限りある身の力ためさん。』

あらゆる困苦、逆境にも忍耐と高潔な心をもって立ち向かう。これが武士の教えだったのです。

真の名誉とは、天の命ずるところをまっとうするにある。そのためには死を招いても不名誉とはされない、天が与えようとしているものを避けるための死は、卑劣きわまりない。

これが、生きる勇気と死ぬ勇気です。





さて、ちょっと冗長になってしまいましたが、『武士道』の基本的理念自体は、孔子が論語で説いた教えをかなり継承していますね^^

しかし、武士道の真のエッセンスや、重要な哲学。すなわち極意は…

【名誉】

【切腹】

【生きる勇気と死ぬ勇気】


の中にあると私は考えています。



果たして、この3つの要素にどんな本質があるのか?

それが、現代社会にどう活きてくるのか?



次回は、これらの中から私が見出した…

【武士道の極意】

について、お伝えしてゆきたいと思います(-ω-)/



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posted by けんぞ〜 at 00:40 | Comment(3) | TrackBack(4) | ■人間力錬金室

2006年09月23日

7つの習慣…

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先日、『7つの習慣』を改めて読み直してみました。
『7つの習慣』とは…

【成功するための人間関係】

について書かれた本だと、私は考えています。

今回は、『7つの習慣』を読まれたことがない方々にその内容へ触れて頂き、または、人間関係を振り返るきっかけとして頂ければとの思いから、今回ご紹介させていただくことにしました。



…7つの習慣…



◎第1の習慣…『主体性を発揮する』

【主体性を発揮する人は…】
自分の人生に対して責任をとります。
出来事に対しての反応を自らコントロールします。
また、選択の瞬間において自ら決断を下します。

【反応的な人は…】
自分の人生に対して責任をとりません。
受動的にしか反応することができず、感情は全て周りの環境に依存しています。
自らの人生を切り開く力を、自分自身の中に見出すことができていないのです。




◎第2の習慣…『目的を持って始める』

【目的を持って始める人は…】
自分自身のビジョンや正しい原則、深く根ざした価値観に基づいて、前向きかつ効果的な方法でタスクを達成しようとします。

【目的を持たずに始める人は…】
自分のビジョンというものを持っておらず、自ら選んだ価値観ではなく、社会の価値観に基づいて人生を送っています。




◎第3の習慣…『重要事項を優先する

【重要事項を優先する人は…】
自己管理を行い、優先順位に従って計画を立て、実行します。
かなりの時間を、自分のビジョンのため、あるいは人間関係を育むために使います。

【重要でない事柄を優先する人は…】
周囲の状況や過去、他の人々に気をとられ、大きな影響を及ぼすタスクに集中することができず、ただ目先のことを消化するだけの生活を送っています。
内容の無い事柄にばかり時間を費やします。




◎第4の習慣…『Win−Winを考える』

【Win−Winを考える人は…】
豊かさマインド(全てのものに利益をもたらすという精神)を備えており、利他主義で物事を考えます。
また、他の人々の信頼残高に継続的に預け入れを行って、実りある人間関係と一層大きな影響力を手にします。

【Win−LoseまたはLose−Winを考える人は…】
一方が利益を得ると、他方は必ず損失をこうむるとしてとらえています。
他の人々の信頼残高から引き出しをしてしまっています。
その結果、自己防衛意識と敵対意識を持つに至っています。




◎第5の習慣…『理解してから理解される』

【理解してから理解される人は…】
感情移入と鋭い観察を通して、他の人々のニーズや関心、懸念を熱心に理解しようと努めます。
これができてこそ初めて、勇気と思いやりのバランスを取った自己主張を表明することが可能になるのです。

【まず理解されようとする人は…】
他の人々のことを理解しようと努力もせずに、自分の自叙伝や個人的な動機のみに基づいた意見を主張します。
また、事実に基づくことなくやみくもに人々を決めつけて、独断的な判断を下します。




◎第6の習慣…『相乗効果を発揮する』

【相乗効果を発揮する人は…】
全体の合計が各部分の和よりも大きくなることを知っています。
他の人々の持つ相違点を尊重し、そこから恩恵も受けています。
その結果、創造的な協力とチームワークを生み出します。

【妥協するか、戦うか、逃げるかの人は…】
全体が、個人の足を引っ張ると信じています。
また、他の人々に見られる様々な相違点を脅威ととらえています。




◎第7の習慣…『刃を研ぐ』

【刃を研ぐ人は…】
4つのインテリジェンスである、肉体・知性・精神・社会性において、定期的かつバランス良く自己最新再生と自己改革を行います。

【刃をすり減らす人は…】
定期的に自己最新再生と自己改善を行わず、ついには以前の切れ味を失ってしまいます。



以上が『7つの習慣』の概要になります。
さて、みなさんはそれぞれの習慣においてどちら側のパラダイム(捉え方)だったのでしょうか?

また、パラダイムを変えるだけで…

【世界の見方】

【価値観】

【自分の生き方】

180度変化するという事実に気付いて頂けたでしょうか?



違う見方ができることを知っているか、そうでないか。

この【違いをもたらす違い】が、あなたの行動、生き方、そして未来を180度変えてしまうのです。

『7つの習慣』は、無知の恐ろしさを私達に教えてくれます。

また、私達は【無知を知る】ことで謙虚と慎みを持つことができます。


最も恐ろしいのは、自らのパラダイムが正しいのかどうか自問自答しないことである。

これが『7つの習慣』の最重要哲学だと、私は考えています。

孔子が論語の中で…

『君子は常に内省する。』

と語ったように…





7つの習慣―成功には原則があった!
posted by けんぞ〜 at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■人間力錬金室

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